人工芝をやめたほうがいい理由とおすすめポイント12個

人工芝が気になっているものの、設置すべきか後悔しないか気になっている人も多いでしょう。
今回は、人工芝をやめたほうがいいと言われる理由と、人工芝のおすすめポイントを紹介します。人工芝への理解を深め、人工芝を設置するかどうか考えてみてください。
人工芝をやめたほうがいいと言われる理由6個
人工芝にもデメリットはあります。やめたほうがいいと言われる理由を紹介します。
1. 熱を吸収して熱くなる
人工芝は天然の芝生と異なり、熱を吸収しやすい特徴があります。特に夏場には表面温度が非常に高くなることがあります。
これによって、裸足での歩行が困難になることも。夏の天気のいい日で日当たりのいい場所に人工芝が設置されていると、裸足では使うことが難しいかもしれません。
2. 排水に問題が起こることがある
天然の芝生は雨水を地面に浸透させる自然のフィルターとしての役割を果たしますが、人工芝はその下に防草シートが敷かれていることが多く、雨水が地中に浸透しづらいことがあります。
その結果、雨天時には水たまりができやすく、 排水の問題が起きます。
ただ、十分な透水性のある防草シートもあるため、防草シート選びに注意すれば、排水で大きな問題は生じにくいでしょう。
3. メンテナンスが必要になる
人工芝は手入れが簡単に思えますが、実際には定期的な清掃が必要です。落ち葉やゴミが絡みつきやすく、見た目の美しさを保つためには、ブラシや専用の掃除道具を使って清掃する手間がかかります。
また、長期間使用していると、砂やゴミが内部に蓄積し、排水性が低下する原因となるため、定期的なメンテナンスは必要です。
ただ、天然の芝生であれば、より手間がかかる場合が多いです。雑草を頻繁に処理したり、生育状況を気にしたりすることも多く発生します。
4. コストがかかる
人工芝の設置をするには、初期費用が高額であり、設置面積が広いほどその傾向が強くなります。
さらに、メンテナンスや交換費用も考慮すると、長期的なコストがかかります。
ただ、人工芝を敷くことで安心してきれいな場所で遊ぶことができたり、雑草対策が楽になったり、景観がきれいになったりとメリットも大きいです。
5. 見た目の自然さが欠ける
技術の進歩によって、リアルな見た目の人工芝も多く登場していますが、近くで見るとやはり天然の芝生との違いは明らかです。
色合いや質感、さらには季節ごとの変化を楽しむことができないため、自然な風合いを求める人々にとっては魅力に欠ける部分があります。
これは致し方のないことですが、天然芝と違って日々の管理は楽になり、一年中緑の景色を楽しむことが可能になります。
6. 耐久性の限界がある
人工芝は耐久性が高いとされていますが、使用環境や気候条件によっては、色あせや劣化が進行することがあります。
特に、紫外線の強い地域や過酷な気象条件下では、その劣化が早まる可能性があります。それによって定期的なチェックや補修が必要になることもあるでしょう。
耐久性の目安は10年程度です。10年程度経つと張り替える必要は出てきます。
人工芝のおすすめポイント6個
1. 年間を通じて美しい緑色が見られる
人工芝は季節に関係なく鮮やかな緑色を保ちます。天然芝であれば、季節の変化によって色が変わったり、枯れたりしますが、人工芝はそのような心配がありません。
庭やベランダなどに人工芝を敷けば、キレイな緑色の景観を一年中楽しむことができます。
2. メンテナンスの手間が大幅に削減される
天然芝と比較した場合ですが、人工芝の手入れでは、定期的な芝刈りや水やり、肥料の散布が必要な一方、人工芝はこれらの作業が不要です。
人工芝なら基本的には周辺の雑草の除去や掃除程度で済みます。そのため、庭の手入れの手間を省きたい方にとって、大きなメリットがあるでしょう。
3. 雑草の発生を防ぐ
人工芝の下に防草シートを敷くことで、庭が雑草でボーボーになるような状態を防ぐことができます。
庭の景観を保ち、草取りの手間を省くこともできます。ただし、整地や防草シートの設置などをしっかりと行わないと雑草は生えてくるので、注意が必要です。
4. 多様な場所に設置できる
人工芝は日当たりや水はけの条件を選ばず、さまざまな場所に敷くことができます。
庭だけでなく、ベランダや屋上、駐車場、屋内など、用途に応じて活用できる柔軟性があります。
インテリアとして部屋に敷くのもおすすめです。
5. 泥汚れの心配がない
人工芝をしっかりと設置できていれば、裸足で歩いても泥で汚れる心配がありません。
幼い子どもがいる家庭でも、安心して遊ばせることができ、遊んだ後も清潔な状態を保つことができます。これによって、家の中へ砂や泥が持ち込まれることを防ぐことができます。
6. 耐久性が高く長期間使用可能
高品質な人工芝であれば、耐久性が高く、紫外線や雨風による劣化も少ないです。
適切に設置・メンテナンスを行えば、10年以上の使用も可能です。長期的に見ると、コストパフォーマンスの良い投資になるでしょう。
人工芝と天然芝との違いは?
天然芝と迷っている人や、天然芝からの交換を考えている人は、人工芝との違いを比較表でまとめますので、参考にしてください。
特徴 | 人工芝 | 天然芝 |
見た目 | 一年中キレイな緑色で、季節の変化に左右されない。 | 季節ごとに色が変わり、自然の美しさを感じられるが、枯れることがある。 |
耐久性 | 高耐久で、紫外線や天候に強く、長期間使用可能。 | 天候や紫外線で劣化することがあり、芝を交換する必要が出ることもある。 |
使用場所 | 庭、ベランダ、屋上、商業施設など用途が広く、様々な場所に使える。 | 場所は限られる。特定の気候条件や場所で育てるのが難しい場合がある。 |
水はけ | 排水性は設置方法によって異なるが、適切に設置すれば問題なし。 | 自然に水が浸透し、土壌が湿度を調整する。 |
メンテナンス | 手入れが簡単で、芝刈りや水やりが不要。定期的な清掃のみ。 | 芝刈り、水やり、施肥など、定期的なメンテナンスが必要。 |
安全性 | 均一な表面で転倒のリスクが減るが、湿った状態では滑りやすい。 | 自然なクッション性があり、転倒時に怪我をしにくい。 |
コスト | 初期費用は高いが、長期的にはメンテナンス費用が少なく経済的。 | 初期費用は安いが、長期的な水やりやメンテナンス費用がかかる。 |
人工芝の施工事例
弊社スターラインジャパンの人工芝の施工事例を紹介します。
まとめ
人工芝はやめたほうがいいと言われる理由と、人工芝のおすすめポイント、人工芝と天然芝の違いなどについてまとめました。
人工芝の特徴を理解したうえで、自分の希望や考えに合うか考えてみてください。
当社スターラインジャパンでは、高品質な人工芝の販売から施工工事まで行っています。様々なエリアで施工事例が多数ありますので、安心してご依頼ください。
また、人工芝の品質を確認したいという方には、無料サンプル送付も行っていますので、ご検討ください。