ベランダの人工芝の後悔8つと水はけ対策!すのこは?
マンションや一軒家でベランダ・バルコニーに人工芝を敷くかどうか迷っていませんか?ベランダの人工芝はおしゃれで気持ちよく良い面もありますが、状況によっては後悔することもあります。
ベランダに人工芝を敷いて後悔するポイントや判断基準・対策をチェックしてあなたの場合にどうすべきか考えてみてください。
ベランダの人工芝で後悔すること8つ

1. 掃除が想像以上に大変
人工芝は「手入れ不要」と言われることがありますが、実際には葉っぱ・埃・鳥のフン・細かいゴミが絡みついて掃除が大変という口コミもあります。
これは家の場所や近所の状況によって変わります。
その場合、ホウキでは取りにくく、目詰まりした繊維の間からごみを取り除くには掃除機や高圧洗浄が必要になることも。
ベランダは風の影響も受けやすく、毎回の掃除が負担になるため「もっと楽だと思っていたのに…」という後悔につながります。
2. 雨の後の水はけ・湿気がすごい
ベランダに人工芝を敷くと下地の排水が悪くなりやすく、雨の後に水たまりができたり芝の下に水が溜まるケースが報告されています。
特にドレイン穴や傾斜が十分でない場合、長時間湿った状態が続くとカビや雑菌の発生、ベランダ床の劣化リスクが高まります。
このため「せっかく緑を楽しみたかったのに、雨の日のたびに水処理が必要で快適さを感じない」との声も見られます。
3. 夏は表面が異常なほど熱くなる
人工芝は太陽光を吸収しやすく、特に直射日光下では表面温度が非常に高くなります。
「夏は裸足で歩けないほど熱くなり、せっかくのリラックススペースとして使えない」という声もあります。
素材はプラスチックだと熱を溜め込みやすく、真夏のベランダは快適性が低下する場合があります。
4. 安価なものは劣化が早い
安価な人工芝は見た目や質感がチープで、敷いて数年でへたり・色褪せ・繊維抜けが目立つ場合が多いです。
また、低価格帯はプラスチック光沢が強く不自然な見た目になりやすいとの指摘もあります。
天然芝のような自然な風合いが得られず、「長持ちしない・買い替えが必要」というコスト面の後悔を感じる人も少なくありません。
5. DIY施工で見た目が雑
自分で人工芝を敷いた場合、サイズ調整や継ぎ目の処理が難しく、仕上がりがガタガタ・歪んだ見た目になりやすいです。
特に芝目の方向がバラバラになったり、端の処理が雑だとベランダ全体の印象が悪くなりがち。
プロに頼めば美しく仕上がるものの、その分費用が増えるため「安く済ませたかったが見た目に後悔」という人もいます。
6. 匂いや素材感で快適さを損なう
人工芝は新設直後に独特の化学臭がすることがあり、特に密閉されたマンションのベランダでは気になる場合があります。
また、触感が天然草とは大きく異なり、「裸足で過ごしたい気持ちが満たされない」との声もあります。
ペットの尿臭が染みつくと臭いが取れにくいという投稿もあり、ベランダ空間の快適性が損なわれるケースがあります。
7. 環境面や健康面が不安
人工芝の素材によっては紫外線や摩耗で微細なマイクロプラスチックが発生し、健康や環境への懸念を抱く人もいます。
また、屋外でも熱で化学物質が放散する可能性を指摘する声もあり、「見た目優先で後になって環境負荷や健康リスクを考えてしまう」という後悔に結び付きます。
8. コストとランニングコストが想像より高い
人工芝そのものの費用に加え、防水下地材・ドレナージシート・施工費などのコストが意外と高額になりがちです。
また、掃除道具やメンテナンス用品の購入、定期的な洗浄などランニングコストがかかる点も後悔ポイント。
初期費用の安さだけで選んだ場合に、「思った以上に費用が掛かってしまった」と感じる人もいます。
後悔しないためのベランダの判断基準

ベランダの状況によって後悔するかどうかが変わります。以下のチェックポイントを確認しましょう。
□ 排水口が1つ以上あり、人工芝で塞がれない
□ 水を流すと5〜10秒以内に流れ切る
□ 床に明確な排水勾配がある
□ 防水層を傷つけずに敷ける(接着NG)
□ 自宅や近所の木の葉がたくさん落ちてこない
□ 強風で砂埃が舞い込みにくい
□ 鳥がたくさん寄ってこない
□ ペットへの危険性がない
人工芝は水はけや通気が悪い環境では、湿気がこもりやすく、カビや嫌な臭い、水たまりなどのトラブルにつながりやすい特徴があります。
特に排水口の位置や数、床の勾配は結果を大きく左右する要素です。
また、落ち葉や砂埃、鳥のフンが多い環境では清掃負担が想像以上に増え、「思っていたより管理が大変だった」と感じやすくなります。
上記のチェック項目を事前に確認し、当てはまる項目が多いほど人工芝による後悔のリスクは低くなります。逆に不安が残る場合は、施工方法や素材を再検討することが大切です。
ベランダの人工芝の水はけ対策5つ

1. 透水性の高い人工芝を選ぶ
まず基本となるのは、水を下に通す穴(透水穴)が十分にある人工芝を選ぶことです。表面からの雨水を裏面へ素早く通すことで、ベランダ上に水たまりができにくくなります。
透水性が低いものだと水が溜まってしまい、カビ・臭い・雑菌発生の原因になりがちです。実際、「透水穴付きの人工芝」は水はけ性能が高く屋外用として推奨されています。
2. 排水勾配を確保する
人工芝を敷く前にベランダ床の傾斜(勾配)を確認し、可能であれば軽微な傾きをつけることが重要です。
ベランダは本来排水口へ水が流れるようにわずかな傾斜が設計されていますが、下地が平坦すぎると人工芝越しに水が流れにくくなります。
勾配を確保することで雨水がスムーズに移動し、滞留を防ぎます。1%程度でいいので、傾斜を設けると効果が高いでしょう。
3. 排水マットや下地材を敷いて水路をつくる
人工芝の下に排水マットや透水・排水機能付きの下地材を敷くと、さらに効率的に水を流せます。
これらの素材は芝とベランダ床の間に空隙を作り、水を瞬時に排水路へ導く役割を果たします。
薄型の排水マットはDIY施工でも導入しやすいので、検討しましょう。
4. ベランダの排水口・ドレンを常に清掃する
人工芝を敷いたとしても、排水口やドレン周辺のゴミ詰まりがあると水が流れず滞留してしまいます。
落ち葉・砂埃・ホコリを定期的に掃き出すだけで、排水性能が大幅に改善します。
特に梅雨時や台風後は、芝の下や排水口付近の掃除を行うことで長期的な水はけトラブルを防げます。
5. 人工芝周囲に排水スペースを確保する
人工芝を全面に敷き詰めると水が逃げ場を失うため、排水口周辺や端部に芝を少し離す空間を作るのも有効です。
縁を少し空けることで直接排水口へ水が流れやすくなり、人工芝がベランダ全体を覆い尽くしても水はけが悪くなりません。
端部の処理やカットを丁寧に行うと見た目も損なわれません。
ベランダの人工芝の下にすのこを敷くのは?
ベランダの人工芝の下にすのこを敷く場合のメリット・デメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
| ・人工芝と床の間に空間ができ、水はけや通気性が向上する ・工具不要でDIYしやすく、撤去や原状回復が簡単 ・比較的低コストで導入できる |
・木製は湿気で傷みやすい ・強度や品質の低いすのこは、踏み抜きやガタつきの恐れ ・排水勾配を妨げると逆に水が溜まる |
ベランダの人工芝の下にすのこを敷く方法は、床との間に空間を作ることで通気性と乾燥性を高め、雨後の水溜まりやぬめりを軽減できる点がメリットです。
特に賃貸住宅では、接着や固定をせずに設置でき、撤去・原状回復が容易な点は大きな利点と言えます。
一方で、木製すのこは湿気による腐食やカビ、すのこの高さや配置によっては水はけの悪化などの問題が起きる可能性もあります。
使用する場合は樹脂製すのこを選び、排水口周りは空けて設置し、定期的に持ち上げて乾燥・清掃する運用がいいでしょう。
また、長期常設を考えるなら、排水マットやグリッド構造の下地材の方が安定性と耐久性の面で後悔しにくい選択です。
まとめ
人工芝はベランダの条件次第で後悔することがありますが、排水・日当たり・使い方を正しく見極めれば満足度は大きく変わります。
私たちは人工芝の販売・施工を行う立場として、「とりあえず敷く」提案はしていません。現地の排水構造や環境を確認し、ご提案します。
後悔しないためのベランダの判断基準を解説していますので、ぜひチェックして検討してみてください。

