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スポーツグラウンドの施工工事の流れ4ステップと費用目安


スポーツグラウンドを経営されている方の中には、グラウンドの老朽化に伴い、芝生の設置工事の費用について気になる方も多いのではないでしょうか。

最近では、サッカーグラウンドやテニスコートをはじめとして、人工芝を導入しているところが増えています。グラウンドの整地やコンクリートの敷設などの大掛かりな工事が必要になりますし、それなりの費用もかかります。

ここでは、スポーツグラウンドの施工工事についての説明と、その導入費用について説明します。

スポーツグラウンドの特徴

公式戦が行われる本格的な会場を始め、人工芝は広く使われています。天然芝よりもメンテナンスの手間がかからず、ランニングコストを抑えられるので、民間・自治体を問わず、さまざまなグランドで導入されています。

見た目の良さはもちろん、けがの防止、選手の疲労軽減といった役割を果たすからです。水はけを良くするために、人工芝の下のアスファルト舗装や砕石工事といった大掛かりな工事が行われます。これにより乾燥するのが早くなり、雨が降った後でもすぐにプレーを再開できるメリットがあります。

使用される人工芝の種類

人工芝には色や長さがことなるさまざまなタイプがあり、用途に合わせて芝生を選びましょう。一般的にスポーツグラウンドで使用される人工芝は、ロングパイルとミドルパイルのどちらが選ばれています。

ロングパイル人工芝とミドルパイル人工芝

<ロングパイル人工芝>
ロングパイル人工芝はその名の通り、芝葉が長くしなやかなつくりが特徴の人工芝です。スポーツグラウンドで広く採用されており、芝葉の間に充填剤を入れることで芝葉がピンと立ち上がり、天然芝そっくりの踏み心地を体感できます。クッション性が高いので、土の上でプレーするよりも選手の疲労が軽減され、けがをしにくいメリットもあります。

<ミドルパイル人工芝>
ミドルパイル人工芝は、ロングパイル人工芝よりも芝丈が短く、ロングパイル人工芝の欠点をカバーするような新しいタイプの人工芝として導入事例が増えています。ロングパイル人工芝との大きな違いとして、充填剤であるゴムチップを使用しないことです。ゴムチップの散乱・衣類への付着の心配がなく、メンテナンスが比較的簡単と言えます。

また、ロングパイル人工芝はそのクッション性の高さから、ボールの跳ね方が弱く、バスケットやテニスコートとしての使用が難しい側面がありました。しかし、ミドルパイル人工芝はこの問題を解決し、一定の固さを持たせることで、バスケやテニスだけでなく、陸上競技にも使えるようになったので、さまざまな競技で利用できます。

ミドルパイル人工芝は、見た目も使い心地も天然芝そっくりで、ロングパイルとショートパイルの両方の良いところを踏襲している人工芝です。今後さらに需要が高まる舗装材として期待されています。

人工芝の施工工事の流れ

①整地
グラウンドの小石やごみ、雑草などを除去し、平らにします。グラウンドの仕上がりは、下地にかかっていると言っても過言ではないくらい、非常に重要な過程です。表層部が30~40mmもあると、不陸修正ができないため慎重な作業が求められます。

②アスファルト舗装
コンクリートに舗装します。とても大掛かりな工事で、時間をかけて丁寧に行われます。

③人工芝敷設
実際に人工芝を敷きます。仮敷したらジョイントテープで貼り付け、しっかりと固定します。

④ゴムチップ充填
人工芝の隙間にゴムチップを散布します。これがクッションの役割を果たし、天然芝の踏み心地に近づけていきます。

スポーツグラウンドを工事した時の費用目安

以下に紹介する3つの自治体では、導入費用とランニングコストなど総合的に考慮して人工芝の導入にいたったようです。詳しくご紹介します。

ケース①宮城県色麻町

宮城県色麻町にある愛宕山農業公園内サッカー場の場合、900平方メートルのサッカー場で1億4000万円の回収費用と600万円の設置管理委託料を計上しています。ゴールポストやベンチなどの備品は含まれていないので、新たに導入する場合、さらに費用が増えることになります。

ケース②山口県防府市

山口県防府市では、ピッチのサイズ105×68メートルのサッカーグラウンドの建設を検討していて、舗装工事(吸水・排水を含む)は1億3000万円かかると予測しています。改装ではなく新設工事のため、防球ネット2000万円、ゴール・フラッグ等200万円などの備品も一から揃えるようです。その分、工事も大掛かりなものとなるため、費用負担が増えます。ランニングコストは年間で100万円程度と見積もりを立てています。

ケース③島根県吉賀町

島根県吉賀町では真田グランドの人工芝の導入について議論が行われました。天然芝と人工芝、それぞれの導入費用とランニングコストを比較し、人工芝を採用したようです。舗装工事費用と10年分の維持費の合計が2億4631万円と見込んでいます。きれいに整備されたサッカーグラウンドと選手たちの交流施設も併設することで、町外だけでなく県外からもサッカーやふとサルを楽しむ人たちの交流の場として街を盛り上げたいという意向もあるようです。

まとめ

もともと砂や天然芝だった場所に人工芝を導入するのは慎重になるかもしれえません。しかし、天然芝と費用対効果を比較して、人工芝を選択した自治体があるように、長い目で見るとメンテナンスがほとんどかからず、見栄えの良い人工芝が選ばれていることがわかります。

もし人工芝を使用したグラウンドのことで気になることがあれば、お気軽に弊社にご相談ください。

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