人工芝を庭に敷くメリット・デメリット13個
見栄えの良い憧れの庭を手に入れるために、人工芝の導入を考えている方も多いでしょう。導入の前に、メリットやデメリットについて把握しておくと安心です。
今回は、メリットとデメリットを詳しく紹介します。
⇒スターラインジャパンの人工芝施工事例はこちらのページです。
人工芝のメリット8個
1. 管理しやすい
人工芝は、天然芝のように成長することがありません。そのため、芝刈りや水やりなどが必要なく、管理しやすい点は大きなメリットです。
綺麗な人工芝を保つためには、掃除をする必要がありますが、掃除機やほうきを使ってゴミを取る程度なので、天然芝の管理と比べると手間が少ないでしょう。
管理をする時間がないという人やお手入れが面倒で芝を敷くことを諦めていた人に最適です。
2. 耐久性が高い
人工芝の素材は、ポリエチレンやナイロン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニールなどです。
中でもポリエチレンは強度が高く、長い期間使用しても劣化しにくい点はメリットのひとつといえるでしょう。また、ポリプロピレンは、水に強い素材なので、屋外で使う場合に適しています。
このように、素材の特性を把握したうえで人工芝を選ぶと、より長く楽しむことが可能です。
3. 季節問わず綺麗な状態が保てる
※弊社のドッグラン施工事例
天然芝は、春の青々しい葉は美しいですが、冬になると葉が枯れて茶色くなります。そのため、晩秋から冬にかけて、庭が寂しい印象になる点は否めません。
一方、人工芝は葉が枯れることがないため、季節を問わず綺麗な状態です。製品によっては、枯葉の色も交えながらリアルな芝生を表現したタイプもあるので、ナチュラルな印象を保ちながら、一年中美しい芝生を楽しむことができるでしょう。
4. 場所を問わず敷ける
天然芝を敷く際は、根を張らせる必要があるので、基本的に土のある場所を選ばなければなりません。
一方、人工芝は成長をするわけではないため、土がなくても問題ありません。そのため、ベランダや駐車場のほか、場合によっては室内に敷くことも可能です。
このように、場所を問わず敷けるのは、人工芝の魅力といえるでしょう。
5. 雑草が生えにくくなる
人工芝を綺麗に敷くためにも、人工芝の下に防草シートを敷きます。また、作業の前に、小石や雑草を抜く作業を行うこともあり、雑草が生えにくい環境が整います。
人工芝を敷くことによって、より一層地面に光が届きにくくなり、雑草に関する悩みが軽減されます。
天然芝の場合、雑草が生えてしまい、最終的に芝生が負けることもありますが、天然芝であれば綺麗な庭を持つことができます。
6. 虫が湧きにくい
天然芝の場合、環境によっては多くの虫が湧く可能性があります。特に、雑草がたくさん生えている場合、虫の餌になるため、あちこちから虫が飛んでくることもあるでしょう。
人工芝であれば、綺麗に施工することで虫が湧きにくくなります。ただし、施工方法を間違うと、水が溜まりやすくなり、反対に虫やカビの温床になるので注意が必要です。
7. 服や靴が汚れない
天然芝は、どうしても土があるため直接寝転ぶと洋服が汚れる可能性があります。また、雨が降って水たまりができると、泥はねも気になるでしょう。
一方、人工芝の場合は、泥や土で汚れる心配がありません。小さなお子様がいる家庭でも、庭にプールを出して遊びやすいでしょう。
また、犬を飼っている家庭では、犬が走り回っても、泥や土、葉っぱが付着しにくいといったメリットがあります。
8. 日当たりに左右されない
天然芝は、成長をするためできるだけ日当たりの良い場所に敷く必要があります。日当たりの悪い場所に敷くと、育ちが悪くなり、枯れてしまうことも考えられるでしょう。
一方、人工芝は日当たりに左右されません。敷き方を間違えなければ、日陰になる場所でも綺麗な状態を保てます。また、日光が入らない室内でも敷ける点もメリットのひとつです。
人工芝のデメリット5個
1. 違和感を覚えやすい
人工芝は見た目が美しいというメリットがありますが、その一方で、季節を問わず綺麗なので違和感を覚えやすいというデメリットもあります。
また、安価な人工芝を選ぶと、プラスチックの質感が気になるでしょう。近年は、リアルな人工芝が増えていますが、それでも天然芝の質感と比べると劣る点は否めません。
四季折々の情景を楽しみたいという人の中には、人工芝の違和感が苦手と感じる人も多いでしょう。
2. DIYで作ると仕上がりにばらつきがある
人工芝は、DIYでも敷くことができます。しかし、人工芝を綺麗に敷くためには、下地作りが大切です。
適切に下地作りを行わなければ、結果的に凸凹になったり、よれてしまったりする可能性があるでしょう。DIYが得意で、綺麗に敷ける人もいれば、下地作りを疎かにして見た目の悪い仕上がりになることもあります。
このように仕上がりにばらつきがある点は人工芝をDIYする際のデメリットといえるでしょう。
3. 天然芝より費用がかかる可能性がある
近年は、人工芝のクオリティが上がり、天然芝と見間違うものも売られています。しかし、クオリティの高い人工芝を選べば、それだけ費用が嵩む点は否めません。
また、綺麗な仕上がりを求めて、専門家に依頼すれば、その分施工費用がかかります。人工芝を敷くエリアの状態によっては、天然芝を敷くよりも費用がかかる可能性があるので注意が必要です。
4. 施工方法を誤ると劣化しやすくなる
人工芝を長く楽しむためには、適切に施工することが大切です。例えば、下地作りを丁寧にしなければ、水はけが悪くなりカビや害虫の温床になります。
また、直射日光や風雨にさらされ続ければ、劣化しやすくなるでしょう。
特に、初期投資を渋って安価な人工芝を選ぶと、より劣化が早くなるため、注意が必要です。また、裏面がゴムになっている人工芝は、裂けやすいので、長持ちしない可能性があります。
5. 火気に弱い
人工芝は、ポリエチレンやナイロンといった素材で作られているため、火気に弱い点もデメリットです。
人工芝に油や炭が落ちてしまうと、劣化に繋がるほか、溶けてしまって見た目が悪くなる可能性も否めません。
芝の生えた庭といえば、バーベキューや花火を連想させますが、人工芝を安全に使うためには、避けたほうが無難です。バーベキューや花火をする場合は、人工芝をカバーするシートを敷いたり電気コンロを使ったりと対策を施すようにしましょう。
まとめ
人工芝は、庭やベランダを美しく見せてくれる優れたアイテムです。敷くことで得られるメリットも多く、これから導入したいと考える人も多いでしょう。しかし、メリットがある一方で、デメリットも少なくありません。
今回紹介したメリットとデメリットをしっかりと把握して、できるだけ長く綺麗な状態を保つように心がけましょう。
人工芝の販売・施工工事をご希望の方は、当社までお気軽にご相談下さい。
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