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ロングパイル人工芝とは?特徴と施工方法


メンテナンスが簡単で、見た目が美しい人工芝。いくつか種類がありますが、サッカーや野球などの競技場では、スポーツ専用の人工芝を敷設するところが増えています。これは「ロングパイル人工芝」といい、天然芝に限りなく近い見た目と素材で、サッカー、野球、ラグビーなどのスポーツ競技場で幅広く利用されています。

ここでは、あまり聞き慣れない「ロングパイル人工芝」についての解説と、その特徴、施工方法についてご紹介します。

ロングパイル人工芝とは?

人工芝の種類は大きく3つに分けられます。

①砂入り人工芝…短めの芝(パイル)に珪砂(けいしゃ)という、鉱物の一種を混ぜたもの。滑りやすい素材でテニスコートなどに使用されている。

②ショートパイル人工芝…芝が短めで、メンテナンスが簡単。使用しないときはロール状に巻いて持ち運んで保管することも可能。

③ロングパイル人工芝…芝が5~7cm程度と長めで、隙間に充填剤(じゅうてんざい)が埋め込まれている。持ち運びはできないが、クッション性が高くけがの防止に役立つ。

それぞれの人工芝が適したケース

この中から、使用目的によって芝の種類を選んでいただきます。砂入り人工芝はテニスコートなどの競技場で、ショートパイル人工芝は一般家庭の庭やゴルフ場などで使用されています。

ロングパイル人工芝は、あくまでプロのスポーツ向けの芝生で、一般家庭の庭に敷設するケースはまずありません。

人工芝のプロフェッショナルである施工業者でも、一般の家庭にはショートパイル人工芝を提案しています。一定の広さでなければ施工できないとする業者もあるほどです。最近では、ショートパイル人工芝でもクッション性があり、天然芝そっくりの製品が開発されていますから、趣味でスポーツを楽しんでいる方が自宅の庭に本格的な練習スペースを作りたいという場合でも、ショートパイル人工芝を検討することをおすすめします。

ロングパイル人工芝の特徴5つ

①クッション性に優れ、けがをしにくい

スポーツ競技場でショートパイル人工芝は、芝の隙間に充填剤を埋め込んでいないため、スポーツ選手がけがをしやすいというデメリットがあります。ところが、ロングパイル人工芝は、パイルの隙間にゴムチップや特殊な砂などの充填剤が表面からは見えないように埋め込まれています。これによって芝のクッション性が高くなり、ひざや腰への負担が軽減されけがをしにくくしているのです。また、ラグビーや野球などのスライディングするスポーツでも、摩擦ややけどを起こしにくく、けがの防止に役立っています。

②天然芝そっくり

ロングパイル人工芝は天然芝の上を歩いているような柔らかい踏み心地が特徴です。これは、芝葉がしなやかでも、充填剤が埋め込まれているため、しっかりと立ち上がる構造にできているためです。導入時のきれいなままの人工芝を長期間維持できるのはロングパイル人工芝の大きなメリットと言えるでしょう。

③ショートパイルより費用が高額

ロングパイルの人工芝は、ショートパイルより使用するパイルの量が多いこともさることながら、充填剤を敷き詰めたり、敷設箇所をアスファルトに舗装したりとかなり大掛かりな工事をしなければならず、費用が高額になります。また、ショートパイル以上に敷設工事を丁寧に行っているため、施工期間も長くなります。その分の人件費が発生することも考えると、ロングパイル人工芝はあくまでプロスポーツ用の芝生であると言えます。

④アスファルトの上にしか敷設できない

ショートパイル人工芝は土の上でもコンクリートの上でも敷説できますが、ロングパイル人工芝は、アスファルトの上にしか敷設することができません。詳しくは後述しますが、ロングパイル人工芝を敷く場合は、敷設箇所をアスファルトに舗装するところから始めます。

⑤高温に注意

ロングパイルに限らず、人工芝は熱を溜めやすい素材でできているため、日差しの強い夏には50℃を超える高温になります。暑い時期に人工芝の上で長時間競技を行う際は、熱中症に注意し、こまめに水分補給を行いましょう。

ロングパイル人工芝の施工方法

ロングパイル人工芝の施工は、ショートパイルより大掛かりで時間がかかります。
はじめに、人工芝の下地づくりをするため、高精度な測量を行い、フォークリフトやトラクターなどを使いコンクリートに舗装します。通常の道路工事に近いイメージです。

人工芝を敷き詰めたら、ジョイントテープを張る位置を確認します。これは、2枚の隣り合わせになった人工芝を敷き詰めた時にジョイントテープが中心に来るように貼り付けなければならないため、位置の確認も正確に行われます。パイルが長いため、ジョイントテープに芝生が巻き込まれないよう、養生テープを貼って作業を進めます。人工芝の隅をピンでとめて接着剤を塗布した後、転圧ローラーをかけて重責圧着を行います。

人工芝の敷設が終わったら、ゴムチップや珪砂などの充填剤を芝生の隙間に敷き詰めます。充填剤の粒子の大きさや形はさまざまで、パイルの根元までしっかり入らないため、一度に撒き散らさず、ゆっくりと丁寧に行います。そして、充填剤の足らない箇所がないかの確認を入念に行い、均等に埋め込まれていることが確認できたら完成です。

このように、ロングパイル人工芝は大掛かりかつ丁寧な工事を行わなければならず、一般の方がDIYで敷設するには限界があります。そのため、ロングパイル人工芝を取り扱うほとんどの業者では、ロングパイル人工芝のみの販売は行っておらず、工事費用・施工費用を合わせた全体の見積もり価格を提示しています。

プロスポーツ用のロングパイル人工芝なら当社にご相談ください

ロングパイル人工芝は、プロのスポーツ選手が使用するような競技場に敷設するもので、いわば「業務用人工芝」です。趣味で運動している方でもご自宅の庭に敷設することはまずありません。多くの業者が、一定の広さのあるスポーツ競技場にのみ施工を行っています。

ショートパイルとの踏み心地や感触の違いがはっきりとわかると思います。競技場でロングパイル人工芝の導入を検討されている方は、ぜひ当社へお気軽にご相談ください。

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