天然芝で後悔すること6個!手入れが大変で面倒?
天然芝に憧れて、思い切って庭に敷いてみたけれど、手入れが大変で後悔したという人も少なくありません。こんなことなら人工芝にすればよかったと思うこともあるでしょう。
今回は、天然芝で後悔することを紹介します。天然芝と人工芝を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
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天然芝の特徴
天然芝は、イネ科に属する多年草です。天然芝と一括りにしても種類があり、暖かい地域に向いている「高麗芝」や「バミューダグラス」、寒い地域でも成長する「西洋芝」などが挙げられます。
当然、植物であり生きているため、日々成長して伸びていくことが大きな特徴です。春から夏にかけては、青々とした美しい葉が印象的ですが、寒くなってくると枯れてしまうのも天然芝ならではといえるでしょう。
そのため、一年中青い芝をイメージしていた場合、秋から冬にかけての寂しい庭に驚く人も少なくありません。
また、自然のものなので、葉のサイズにもばらつきがあります。太くて長いものもあれば、細くて短いものが混じっていることもあり、こうしたランダムな葉のサイズを楽しむのも天然芝の醍醐味です。
天然芝で後悔すること6個
1. 管理に手間がかかる
前述したように、天然芝は生きているため成長するのが大きな特徴です。そのため、水やりや芝刈り、肥料の散布など細やかな手間をかけなければなりません。
特に、芝が伸びる春から夏にかけては、芝刈りをするシーズンに入りますが、暑い時期と重なるため大変苦労します。
とはいえ、サボってしまうと綺麗な芝生を保つことができないので、天然芝を敷いた以上は、しっかりと管理をすることが大切です。
2. コストがかかる
天然芝は、管理をする関係上ランニングコストがかかります。天然芝自体はさほど高額ではありませんが、芝刈りをするための機械や熊手のほか、肥料、除草剤などの消耗品も少なくありません。
また、燃料が必要なタイプの芝刈り機を導入すれば、燃料費もかかります。設置費用が安いからといって安易に天然芝を敷くと、後になってランニングコストの高さに後悔する可能性があるでしょう。
3. 虫が発生しやすい
天然芝は、自然の植物なので当然虫が好む環境です。バッタやダンゴムシ、蝶々といった馴染みのある虫だけでなく、芝生を荒らす害虫も少なくありません。
害虫が発生すれば、綺麗な芝生を傷めてしまうため対策をする必要があります。
とはいえ、害虫は次々と発生するため、イタチごっこになり、年中芝生の管理に追われているという人も多いでしょう。
4. 雑草に悩まされる
天然芝を敷けば、雑草が生えにくくなると考えている人も多いでしょう。しかし、雑草は天然芝よりも強く、芝生の隙間から続々と生えてきます。
気がつけば、雑草がはびこってしまい、天然芝が見えなくなっていたという事態にもなりかねません。
綺麗な天然芝を保つためには、細やかに雑草を抜く必要があります。雑草を抜くつもりが、芝生まで抜いてしまい、見た目が悪くなることも考えられるでしょう。
5. 日当たりが悪いと成長しない
天然芝は、日当たりの良い場所を好みます。家の庭に敷く場合、エリアによっては日陰になりやすい場所もあるでしょう。
日当たりが悪いと、成長が遅くなるため、日当たりの良い場所との差が生じます。庭全体を綺麗な芝生にしたいと考えていた場合、あまりのギャップにがっかりすることも否めません。
太陽の光は均一に当たらないので、綺麗に芝生を育てるのは難しいと感じるでしょう。
6. 意外と汚れる
泥や土で汚れるのが嫌で天然芝を敷いたという人も多いでしょう。しかし、実際は天然芝の葉が引っ付いたり、芝が剥がれた部分から泥が上がってきたりするため意外と汚れます。
たとえば、家庭用プールを庭に出して遊んだのちに、片付けようと思ったら葉っぱが大量についていて洗い流すのが大変だったということはよくある話です。
片付けを簡単にしたいのであれば、天然芝は不向きといえるでしょう。
人工芝の良いところ
天然芝の管理が大変な一方で、人工芝は成長することがないため、手入れがさほど必要ありません。
定期的に掃き掃除を行えば、比較的長く綺麗な状態を保てるでしょう。手入れが少ない分、ランニングコストがかからない点も人工芝の魅力です。
導入時は天然芝よりもコストがかかる可能性がありますが、長い目で見ると人工芝のほうが、コストを抑えられます。
また、成長をしない人工芝は、枯れることもありません。そのため、年中美しい青さを楽しめる点も、人工芝だからこそのメリットといえます。
近年は、人工芝のクオリティがかなり高くなっており、葉のサイズや質感、色味などを、より天然芝に近づけたタイプも増えています。こうした人工芝を敷けば、より一層美しい庭を堪能できるでしょう。
まとめ
天然芝の美しさは、憧れに値するものではありますが、その分管理が非常に大変です。庭いじりやガーデニングに慣れていない人は、管理をするだけでストレスを感じることも考えられます。
一方、人工芝は、さほど手入れをしなくても美しい状態を保てる優れものです。管理が苦手だけれど、芝生を敷きたいと考えているのであれば、人工芝を検討するのも良いでしょう。