室内人工芝のメリット・デメリット10個!部屋・ダニ・掃除
人工芝といえば、庭やベランダなどの屋外で利用するイメージがありますが、近年は屋内にも導入するケースが増えています。
今回は、室内に人工芝を敷くメリットやデメリットを詳しく解説します。
※当社では、高品質人工芝の販売・工事を行っています。販売のみもOK。無料サンプル送付可能。どんな人工芝がいいか悩んでいる場合は用途や利用シーンを教えていただければご提案します。ご相談はこちらのページからお気軽にお願いします。
室内に人工芝を敷くメリット6個
1. 子供やペットが安全に遊べる
人工芝の特徴として、クッション性が高い点が挙げられます。硬く滑りやすいフローリングだと、子供やペットが転んで怪我をする可能性が高くなりますが、人工芝であればこうした危険を回避しやすいでしょう。
また、天候が悪く外で遊べない日が続いたとしても、室内に人工芝が敷いてあれば外と同じような感覚で遊べます。思い切り遊びたくても遊べないストレスを解消するうえでも役立つアイテムといえるでしょう。
2. 視覚的にリラックスできる
人工芝は、冬でも枯れることのない綺麗な緑色です。近年は、より自然の芝に近い色や素材で作られた人工芝も増えています。
こうしたクオリティの高い人工芝を室内に敷くと、まるで公園の中にいるかのような気持ちになります。
また、自然に近い緑は、気持ちをリラックスさせる力があるため、見ているだけでも心が穏やかになるでしょう。
人工芝は、観葉植物を育てる時間がない方でも、家の中でグリーンを楽しめる点が大きなメリットといえます。
3. くつろぐ際に役立つ
最近の人工芝は、自然の芝によく似た手触りになっており、クオリティが上がっています。そのため、室内に敷いた人工芝の上で寝転べば、公園の芝生で昼寝をしているような心地よさが得られるでしょう。
ラグやカーペットの代わりに手触りの良い人工芝を敷いて、視覚だけでなく触覚的にもリラックスした時間が得られる点は人工芝を室内に敷くメリットのひとつです。
4. 室内でスポーツの練習をする際に役立つ
公園やスポーツ広場などでは、人工芝を導入しているケースが多くあります。それと同様に、室内に人工芝を敷けば屋外に出なくてもスポーツの練習が可能です。
例えば、ゴルフのパット練習をする際は、実際のコースをイメージしながら練習できるでしょう。
そして、クッション性が高いので、スポーツの練習をしていても足腰に過度な負担がかかりません。
5. 個性的なインテリアが実現する
人工芝は、室内のインテリアとして導入することも可能です。ありきたりなカーペットやラグでは自分らしさが表現できないという方は、思い切って人工芝を敷いてみると良いでしょう。
屋外をイメージさせることができるので、特にアウトドアが好きな人やスポーツしている人に適しています。また、小さいサイズを利用すると、玄関マットとしても活用可能です。
6. 防音や防振対策になる
一般的な人工芝は、葉の長さが20〜40mm程度になっています。そのため、クッション性が高いだけでなく防音や防振対策にも役立つ点はメリットのひとつといえるでしょう。
特に、集合住宅では階下に響く音が気になるものです。小さな子供やペットがいる場合、人工芝を敷いておけば階下に暮らす方への配慮にもつながるでしょう。
室内に人工芝を敷くデメリット4個
1. 掃除がしづらい
人工芝は、天然芝とは異なり水やりや草刈りといった手間がかかりません。しかし、室内で利用する場合、掃除がしづらくなる点はデメリットといえるでしょう。
普通のフローリングや畳とは異なり、葉の間にゴミが溜まりやすいので、掃除機で念入りに吸い出す必要があります。
また、ジュースや食べ物がこぼれると簡単に掃除することができません。細かく拭き掃除するか、一度撤去して水洗いしなければならないこともあるでしょう。
2. 導入に費用がかかる
人工芝を導入するためにはある程度のコストがかかります。特に、より自然の芝に近いタイプの人工芝を選べば、クオリティが上がる分コストも高くなるでしょう。
とはいえ、人工芝の寿命は10年前後なので、初期投資さえクリアすればほとんど費用がかかりません。外に設置するよりも長持ちする可能性が高く、平均的な寿命を超えるケースもあるでしょう。
3. 熱や火で劣化する可能性がある
人工芝は、ナイロンやポリエチレンといった素材が使われています。そのため、熱や火に弱い点はデメリットといえるでしょう。
中には耐熱温度が高いものもありますが、クオリティが低く安価なものは耐熱温度が70度程度です。熱湯がこぼれただけで傷んでしまう可能性もあるので、十分に注意して使わなければなりません。
キッチンやお風呂など、熱湯や火気を使う場所では耐熱性や防炎性の高いタイプを選ぶようにしましょう。
4. 使い方次第で劣化が早まる
人工芝の寿命は10年程度ですが、使い方を誤ればもっと早く劣化してしまう可能性があります。例えば、植木鉢や家具など重いものをおけば、葉が押さえつけられて傷みます。
また、頻繁に人工芝の上を走ったり寝転んだりすれば、その部分だけ傷みが早くなり、他の部分との差が目立つようになるでしょう。
大切に使えば長持ちする人工芝ですが、屋外とは異なる傷みの要因がある点は把握しておく必要があります。
フローリングの部屋に人工芝を敷くのは?
人工芝を室内に導入する理由として、子供やペットが安全に遊べるようにするためと考える方が多いでしょう。
全ての部屋に人工芝を敷くのは現実的ではないため、子供部屋やペットが出入りする部屋に絞って人工芝を取り入れることをおすすめします。
また、人工芝にはジョイントタイプとロールタイプの2種類があり、部屋のサイズや形に合わせて選ぶことが大切です。
ジョイントタイプであれば、パーツが小さいので複雑な形や狭いスペースに重宝します。広い部屋や廊下などに敷く場合は、ロールタイプが便利でしょう。
加えて、人工芝の質感も押さえておきたいポイントです。室内は、裸足で歩く機会が多いため、できるだけ柔らかく肌触りの良いものが向いています。万が一のことも考えて、防炎性の高いものを選ぶと、より安心して利用できるでしょう。
室内を人工芝にするとダニや虫が湧く?
人工芝を敷くと、ダニや虫が湧くのではないかと心配している方も多いでしょう。確かに、人工芝を庭やベランダに敷いた場合、虫が寄ってくることがあります。
これは、人工芝自体が要因となっているわけではありません。
人工芝を敷いて虫が湧く要因として、管理体制が挙げられます。屋外であれば、水はけの問題なども要因となりますが、室内の場合は掃除が大きな要因となるでしょう。
人工芝は掃除がしづらいため、つい汚れを放置しがちです。特に油汚れや食べこぼしなどを放置してしまえば、害虫の餌になりかねません。
室内でも清潔に人工芝を使うためには、こまめに掃除をするように心がけましょう。
室内人工芝の掃除・お手入れ方法3個
1. 髪の毛やホコリを掃除機で吸い取る
人工芝は葉が詰まっているため、髪の毛やホコリが絡まりやすいといったデメリットがあります。髪の毛やホコリが絡まったら、そのまま放置せずに掃除機を使って吸い取りましょう。
葉の傷みが気になる場合は、ほうきや手を使って丁寧に取ることをおすすめします。面倒でも、週に1〜2回は葉に絡まったごみを取るように意識することが人工芝を長持ちさせる秘訣です。
2. ジュースやお酒は水拭きする
ジュースやお酒が溢れて人工芝に付着すると、ベタついてなかなかとれません。そのまま放置してしまえば、害虫がよりつく要因にもなるのですぐに水拭きするようにしましょう。
室内では水で流すことができないので、固く絞った布巾を使って拭く方法をおすすめします。ジョイントタイプの人工芝で、すぐに外せる場合は水洗いして乾かしておくと良いでしょう。
3. 葉が寝た場合はデッキブラシで起こす
長らく人工芝を使っていると、だんだんと葉が寝てしまいます。また、重いものを乗せたり頻繁に人工芝の上を歩いたりする場合も同様です。
葉が寝たままになると、見た目が悪くなるだけでなくゴミが溜まる要因にもなるので、出来るだけ起こすようにしましょう。
その際、デッキブラシを使ってブラッシングすると比較的簡単に起こすことができます。
まとめ
今回は、室内に人工芝を敷く場合のメリットやデメリットを紹介しました。見た目が美しいだけでなく、クッション性や防音・防振対策になるなどメリットの多い人工芝ですが、メンテナンスの面でデメリットがあります。
丁寧にメンテナンスを行えば屋外で使うよりも長持ちする可能性が高いので、質の高い人工芝を選んで大切に利用しましょう。