人工芝の端の処理方法7個!端っこがめくれる・雑草
人工芝を綺麗に設置したつもりでも、端っこがめくれるケースがあります。端っこがめくれると、雑草が生える要因にもなるため丁寧に処理をすることが大切です。
今回は、人工芝の端を処理する方法を詳しく解説します。
※当社では、高品質人工芝の販売・工事を行っています。販売のみもOK。無料サンプル送付可能。どんな人工芝がいいか悩んでいる場合は用途や利用シーンを教えていただければご提案します。ご相談はこちらのページからお気軽にお願いします。
人工芝の端をきれいにする処理方法7個
1. キレイにカットする
人工芝を敷く際は、土地や障害物の形状に合わせてカットする必要があります。この作業が雑だと、人工芝の端が浮きやすくなるため注意が必要です。
また、人工芝の端には「耳」と呼ばれる部分があります。人工芝の裏面を見ると縫い目がありますが、縫い目がない部分が人工芝の耳です。人工芝の端っこを浮かせないようにするためには、この耳をキレイにカットする必要があります。
ポイントは、出来るだけ縫い目ギリギリのラインをカットすることです。カットする際は、人工芝を裏返して縫い目を確認した上で作業しましょう。
ハサミでもカットできますが、キレイにカットするためにはカッターがおすすめです。ただし、芝葉までカットしてしまわないように、十分注意して作業しましょう。
2. 高密度の人工芝を使う
人工芝は、種類によって芝葉の密度が異なります。人工芝の端が気になるという方は、出来るだけ密度の高い人工芝を選ぶと良いでしょう。
高密度の人工芝は、芝葉同士がしっかりと詰まった状態なので、それぞれの立ち上がりがよくなります。
キレイに立ち上がった状態の芝葉がキープされていると、見た目が美しく端が目立ちにくくなる点がメリットです。
また、ふわふわとした肌触りなので、クッション性が高い点も高密度の人工芝の魅力といえるでしょう。
3. 継ぎ目にテープを貼る
人工芝の端っこが浮かび上がる要因のひとつに、ジョイント部分が甘いという点が挙げられます。特に広いスペースに人工芝を敷く場合、複数枚の人工芝を敷かなければなりません。
しかし、時間の経過とともに端が浮かび上がる可能性が高く、継ぎ目が目立ってしまうため要注意です。
人工芝の端をキレイに処理するためには、ジョイント部分をテープで補強する必要があります。丁寧に繋ぎ合わせておけば、人工芝同士がずれにくくなり、見た目も美しく保てるでしょう。
4. 下地を平らにする
人工芝の端を美しく保つには、下地を平らにすることも欠かせません。下地が整っていないと、人工芝の端が波打ってしまい、結果的にめくれ上がります。
人工芝を敷く際は、はじめに雑草や小石を取り除きましょう。その上で、地面をかかとや固いレンガなどで固めていきます。
転圧機という道具もありますが、DIYであれば足で踏み固めても問題ありません。地面がしっかりと固まったら、下地材を撒いて平らに均します。下地が平らになると、雨が降っても水が溜まりにくく、人工芝がキレイな状態に保てるでしょう。
5. U字釘を打つ
継ぎ目にテープを貼る方法と同じく、下地と人工芝を固定する上で役立つアイテムがU字釘です。特に、下地が土の場合、U字釘を使うと安定するでしょう。
人工芝同士の継ぎ目部分に、それぞれの人工芝をまたぐ形でU字釘を打ち込みます。U字釘のサイズは様々なので、しっかり両方の人工芝を固定できるサイズを選びましょう。
また、打ち込んだU字釘が目立たないように、打ち込む際は芝葉を避けることが大切です。まず、1cm程度頭を残して打ち込み、芝葉を避けて残りの部分を打ち込みましょう。
6. 芝目の向きを揃える
人工芝の端をキレイに見せるためには、芝葉の向きにも注意が必要です。人工芝は、芝葉がまっすぐ生えているように見えますが、実は傾きがあります。
よく見ると、いずれかの方向に傾いているので、人工芝を敷く前にチェックしておきましょう。複数の人工芝を敷く場合、芝葉の向きが一致していないと、継ぎ目や端が目立ちやすくなるので揃えて設置することが大事なポイントです。
特に、ジョイント式の人工芝を敷く場合、一部だけでも向きが異なると全体のバランスが悪くなります。全ての人工芝の芝目が揃うように意識しましょう。
7. たるみが出ないようにする
人工芝の端がめくれないようにするためには、たるみにも注意を払う必要があります。施工する際に、しっかりと引っ張ってシワやたるみにならないよう意識することが大切です。
まず、実際に人工芝を敷く前に、仮敷きをしましょう。仮敷きを怠ると、人工芝が敷地にフィットしない可能性が高く、余ればたるみに繋がります。
仮敷きをした後に、地面に片側を固定して、もう片方を引っ張りながらたるみを無くしていくことがポイントです。
よりしっかり固定するためには、角ばったタイプのU字ピンを使用すると良いでしょう。カーブしたタイプより、人工芝と釘が密着しやすいためです。
ただし、地面の中の石に当たる可能性があるので、打ち込みにくい場合は場所を変えて回避しましょう。
人工芝の端っこがめくれる原因
人工芝の端っこがめくれる大きな原因として、しっかり地面に固定されていない点が挙げられます。U字釘やテープをうまく活用できていないと、どうしても端がめくれやすくなるため注意しましょう。
また、下地が整っていない場合も端っこがめくれる原因になります。例えば、地面に凸凹がある状態で人工芝を敷くと、雨が降った時に染み込みやすく、水たまりができることもあるでしょう。その結果、人工芝にたるみが発生し、端っこがめくれ上がってしまいます。
そのほか、人工芝同士がきっちりジョイントされていない場合も要注意です。隙間が空いていると光が入り込み、雑草が生えやすくなります。人工芝の下から雑草が生えると、人工芝を持ち上げて端っこがめくれる可能性が高いでしょう。
人工芝の端に雑草が生えないようにする対策
人工芝の端から雑草が生えないようにするためには、施工前にしっかりと雑草を抜くことが大切です。
この時、表面だけ草を刈っても意味がありません。根っこが残ってしまうと、再び伸びてくる可能性があるので、根こそぎ抜くようにしましょう。
その上で、防草シートを敷いて、日光を遮断することも大切です。
また、複数枚の人工芝を敷くときは、人工芝同士の間に隙間が開かないように意識しましょう。ジョイント部分をU字釘やテープでしっかりと固定する必要があります。
それでも、雑草は生命力が強く、人工芝の隙間や端から伸びてくることもあるので注意が必要です。万が一、人工芝を敷いた後に雑草が生えたら、施工前と同様に根こそぎ抜きましょう。
まとめ
今回は、人工芝の端の処理方法について解説しました。人工芝は庭やベランダを美しく見せる上で役立ちますが、処理を怠ると見た目が悪くなる可能性があります。
特に、端っこはめくれやすい部分なので、丁寧に処理をするよう心がけましょう。
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