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芝生の害虫9種類一覧と害虫駆除方法!駆除の時期は?


きれいな芝生が広がる庭に憧れはあるけれど、害虫に悩まされるのが心配だと思う人も多いでしょう。実際、芝生には様々な害虫が存在し、芝生をきれいに保つためには駆除が必要です。

今回は、芝生に潜む害虫を種類別に解説するとともに、駆除方法や駆除の時期について解説します。

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芝生にいる害虫9種類

芝生にとって害をもたらす虫は様々です。その中でも、よく知られた害虫を9種類紹介します。

1. スジキリヨトウ


通称「夜盗虫」といわれる蛾の幼虫です。その名の通り、人が寝静まった夜の間に芝生を食べてしまいます。

かなり食欲のある害虫なので、たくさん発生してしまえば、あっという間に芝生が無残な姿になるでしょう。春から秋にかけて、長期間発生する可能性があるので、年中気をつけなければなりません。

2. シバツトガ


スジキリトウヨウと同じく、春先から晩秋までの間に被害をもたらすのがシバツトガです。芝生を食べるのはシバツトガの幼虫で、成長に伴い食欲が旺盛になっていくので、一晩の間に芝生が食べられてしまうこともあります。あまりにも急に芝の状態が変わるので、病気だと勘違いする人もいるほどです。

3. タマナヤガ


年間で3〜5回も発生を繰り返すのが、蛾の仲間のタマナヤガです。幼虫になると、深さ7cm程度の穴の中に潜んで、夜になると芝生を食べます。

巣の周りの芝生を食べるので、丸いボール状に剥げるのが特徴です。幼虫の体長は5cmほどの大きさがあり、多くの芝生を食べてしまうので要注意です。

4. コガネムシ

意外に思われますが、コガネムシも芝生を食べる害虫の一つです。実は、コガネムシの種類は300を超えるほど存在します。その中で、ヒメゴガネやマメゴガネ、ウスチャコガネといった種類が芝生の天敵です。

蛾と同じく、コガネムシも幼虫の段階で害を与えますが、根を食べる点が蛾の幼虫とは異なります。成虫は、様々なところから飛来するので、駆除に悩む害虫といえるでしょう。

5. ツマグロヨコバイ

芝生を食べる害虫ではなく、芝生に口についた針を差し込んで汁を吸うのがツマグロヨコバイです。また、芝生に関する病気を媒介するため、害虫として扱われています。セミのような形をしており、跳ねるように飛ぶのが特徴です。

稀に人やペットを刺すことがあります。刺されても、強い症状があるわけではありません。

6. シバオサゾウムシ

幼虫だけでなく、成虫も芝生を食べるのがシバオサゾウムシです。幼虫期は、茎をメインに食べていき、蛹になるために土に潜ると根っこを食べます。

特に、高温期になると幼虫の活動が盛んになるので注意が必要です。成虫は、日中の間は地面に潜んでいますが、夜になると芝生の上を徘徊し葉っぱを食べます。

7. ドウガネブイブイ

コガネムシの一種なのが、ドウガネブイブイです。一年をかけて長い期間芝生に被害を与えるので、重要害虫と言われています。

小さい幼虫の段階では、さほど芝生を食べるわけではありませんが、成長するにつれ摂食量が増えるのが特徴です。葉っぱだけではなく、根っこも食べてしまうので注意しましょう。

8. ケラ

西洋芝を植えている場合に注意したいのがケラです。雑食の害虫で、植物の根や種子を食べてしまいます。

また、幼虫期に限らず、成虫になっても土の中にトンネルを掘る性質があるので、芝の根が浮き上がり、結果的に枯れてしまう可能性があるでしょう。特に、植えたばかりの芝生は、大きなダメージが与えられるので要注意です。

9. アリ

芝生に直接被害を与えるわけではありませんが、アリにも注意が必要です。アリが芝生の下に巣を作ると、掘った土を盛り上げます。

きれいな芝生の上に、アリの巣ができてしまうと、見た目の印象が悪くなるでしょう。いくら土の盛り上がりをならしても、数日経てばまた同じような状態に戻ります。

芝生の害虫が与える被害と影響

芝生に害虫が発生した場合の大きな問題は、芝生が枯れてしまうことです。前日まで、きれいな状態だったにも関わらず、一晩にして茶色く枯れてしまうようなことが起こります。

全体が枯れるのではなく、巣の周りなど一部が枯れていくため、まだら模様になったり穴があくため、見た目が非常に悪くなるでしょう。せっかくのきれいな芝生が、害虫によって乱されるのは悲しいことです。

そのほか、芝生だけではなく、人やペットを噛む害虫もいるので、健康被害といった影響も考えられます。

害虫の発生は、芝生の状態だけではなく、鳥の飛来もサインの一つです。鳥は、害虫を餌にしているため、害虫が発生すると頻繁にやって来るようになります。こうしたサインを見逃さないようにして、早い段階で害虫駆除をすることが大切です。

芝生の害虫を駆除する時期

芝生に影響を与える害虫の多くは、越冬します。特に、幼虫の状態で越冬する害虫が多いため、春になると食害が広がりやすいでしょう。

芝生は秋が深くなって伸びなくなった時に、ほとんど手入れをしなくなる人が多いので要注意です。芝生に意識が向かなくなると、害虫対策も忘れてしまうでしょう。

しかし、害虫を駆除するタイミングとして、秋は最適です。害虫は、越冬するために地中深くに潜ります。潜ってしまうと、駆除がしづらくなるため、その前に作業をしなくてはなりません。害虫たちが越冬に入る前に、駆除しておくと、翌年の害虫被害が最小限に抑えられます。

芝生の害虫駆除方法4個

芝をきれいに保つためには、害虫駆除が欠かせません。続いては、害虫駆除の方法をパターン別に紹介します。

1. 殺虫剤をまく

芝生に適した殺虫剤として広く知られているのが、スミチオン乳剤です。スジキリヨウトウ・シバツトガ・コガネムシなど芝生の三大害虫と呼ばれる虫に効果があります。

水で薄めて散布して、散布液が土壌にしっかりと染み込むようにしましょう。ジョウロなどを使って、1平米あたり3リットル程度散布するのが一般的です。化学薬品が気になる人は、自然素材でできたタイプの害虫忌避剤を選ぶとよいでしょう。

2. LED電球を使う

害虫の多くは、光に集まりやすい性質を持っています。害虫が寄って来る光は、紫外線です。そのため、普通の電球や蛍光灯だと虫が集まりやすくなります。集まった害虫は、そのまま居座り、芝生に住み着いてしまいかねません。

とはいえ、夜間は、庭先を明るく照らしたいという人も多いでしょう。そこでオススメなのが、LED電球です。LEDは紫外線をほとんど出さないため、害虫が寄り付きにくくなります。

3. 光合成を促進させる

芝生自体に栄養が行き渡ると、害虫による食害を比較的抑えることができます。日光が当たらない場所や排水環境が悪いと、栄養が行き渡らず不健康な芝生になるため注意が必要です。

また、ジメジメした土は、害虫にとって美味しい餌となりかねません。しっかりと光合成ができれば、タンパク質が合成され、害虫がつきにくくなります。そのため、芝生に日が当たる環境づくりや土作りを怠らないようにしましょう。

4. 冬枯れした芝生を取り除く

刈り残しや冬枯れした芝生は、土壌の表層に堆積します。堆積した物質をサッチといい、分解されにくいのが特徴です。土壌の通気性や水はけが悪くなると、害虫の発生源になりやすいでしょう。

害虫の発生を抑えるためには、冬枯れした芝生や刈り取った芝を放置せずに取り除くことが大切です。完全に取り除くのは困難ですが、できる限りきれいにして、芝生にとって健康的な環境を保ちましょう。

まとめ

芝生にとって大敵となる害虫は、実に様々な種類があります。それぞれに、活動時期が異なるため、年中気をつけなければなりません。

しかし、芝生自体が健康な状態を保てていれば、ある程度の害虫は対処できます。しっかりと日の光が浴びれる環境を作り、水はけやサッチなども意識して処理するようにしましょう。

※当社では、高品質人工芝の販売・工事を行っています。販売のみもOK。無料サンプル送付可能。どんな人工芝がいいか悩んでいる場合は用途や利用シーンを教えていただければご提案します。ご相談はこちらのページからお気軽にお願いします。

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