駐車場人工芝のメリット・デメリット6個!費用・目地・DIY
人工芝は、庭に敷くものと思っていませんか?実は、駐車場に人工芝を敷いているご家庭も増えています。すでにコンクリートで舗装してしまったという方も大丈夫です。コンクリートの目地に人工芝を敷いてワンランク上のきれいな駐車場にすることもできます。
ここでは、人工芝の特徴や駐車場との相性、人工芝を駐車場に敷くことのメリットについて詳しくご紹介します。
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人工芝の特徴
人工芝は、季節に左右されることなく一年を通して見た目が美しく、水やりもメンテナンスも不要です。天然芝のように水やりや雑草むしりの手間がかからないことから、気軽に芝生のある庭を楽しみたい方に選ばれています。
10年程度で張り替えが必要となりますが、作業は決して難しくなくDIY初心者でも比較的簡単に敷設できてコンクリート舗装よりも手軽です。
天然芝はベランダや急な坂道、日の当たらない場所ではうまく育たないため不向きですが、人工芝はベランダ、室内、坂道、コンクリートの上にも敷設できます。
駐車場に屋根を設置している方や、駐車している時間が長いために、日差しにあたる時間が少なくても枯れることなく見た目はずっときれいなままです。
このようにメンテナンスの手間が省けて、なお且つ駐車場全体を美しく見せることができるのが、駐車場に人工芝を導入する大きなメリットと言えるでしょう。
人工芝の強度は車の乗り入れで耐えられる?
駐車場に人工芝を敷設するにあたって、「芝生が車の重さに耐えられないのでは?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。
人の出入りが多い部分だけ芝葉が抜け落ち、下地がむき出しになって見た目にもはっきりとした変化が見られるため、重量のある自動車ではタイヤの接地部分だけ芝葉がへたり込んでしまう恐れがあります。
しかし結論から言うと、余程安価な人工芝でなければ、駐車場に使用しても「耐えられます」。
ここ数年、人工芝の需要拡大に伴い少しでも長持ちさせるために耐久性の良い商品が続々と販売されています。人工芝のメーカーも常に強度を追い求めた製品開発を続けているので、人工芝の質が年々良くなっているためです。
また、芝生の強度をより一層上げるために、芝葉の隙間に充填剤を埋め込む方法があります。充填剤は小さなゴムチップや珪砂のことで、本来なら一般家庭の人工芝には使用せず、スポーツ競技場などの業務用で使用されることが多いのですが、これを利用することで、芝葉が寝てしまう心配もなく、やわらかな踏み心地を実感できます。
充填剤を埋め込む場合は、難易度の高い作業が必要となるため、DIYではなく業者に依頼することをおすすめします。
最近では、緑以外にもピンクやグレー、ブルーなどのさまざまな色の人工芝が販売されています。実際に、駐車場にコンクリート舗装ではなく、グレーの人工芝を選ぶ方もいます。
コンクリートのように細かな砂利や砕石なども目立たず、駐車場全体がすっきりしてシックな印象を与えてくれます。遠目から見ても舗装したばかりのコンクリートのようにきれいな状態を保てるので、通りがかる人の視線も気になりません。
それでも人工芝の強度に不安があるという方は、タイヤが通る部分と接地部分だけコンクリート工事を行い、それ以外の箇所に人工芝を敷設してみてはいかがでしょうか?
人工芝はDIYで敷設すればそれほど費用はかからないため、駐車場を全面コンクリートに舗装するよりは、コストを抑えられます。
人工芝を駐車場に使うメリット3つ
1. 見た目がよくなる
舗装されたコンクリートの駐車場は無駄がなくすっきりとして見えますが、やや無機質な印象を受けます。また、砂利や土の状態で手つかずのままだと、雑草が生えてくる上に、見た目もよくありません。
そこでコンクリートの目地などに人工芝を敷くことでグリーンが映え、柔らかな雰囲気になります。砂利や土の駐車場も同様に、手入れの届いた駐車場を演出できます。
2. 土埃や水たまりに悩まされない
駐車場が舗装されていない砂利または土だと、雨の日は水たまりに、風の日は土埃に悩まされるかもしれません。しかし、人工芝は風に煽られて吹き荒れる心配はありませんし、透水性が高いので、水たまりができることもありません。
砂利道や土の上を歩くよりは、きれいな芝生の上を通って自動車と自宅の間を移動できる方が、天気が悪いときの憂鬱な気分を少しでも解消できそうですね。
3. コストを抑えられる
人工芝の敷設なら、コンクリートの舗装工事ほど費用がかかりません。専門の業者に依頼してもいいし、DIYに挑戦してみてもいいでしょう。最も費用を安く抑えられるのはやはりDIYで行うことです。
張り替えがいずれ必要になりますが、コンクリートも経年劣化によってひびが入ったりかけてしまったりするので、コストパフォーマンスで比較すれば人工芝が優秀かもしれません。
人工芝を駐車場に使うデメリット3つ
1. 劣化する
人工芝の耐用年数は10年程度とされており、年数が経てば劣化します。劣化した場合には見た目や機能性が変化する可能性もあるため、交換が必要になるでしょう。
高品質な人工芝であれば、すぐにダメになるということはないので、その点はご安心ください。
2. 熱を持ちやすい
真夏の日光を浴びるような場合には、熱を吸収し、高温になる可能性があります。ただ、高温になりにくい素材もあります。
子どもやペットが安心して使える抗菌用人工芝などもあるため、用途の希望を言ってもらえれば、適した人工芝をご紹介します。
3. 雑草が生えることがある
人工芝は雑草対策のひとつの方法としても紹介されることがありますが、下地作りや防草シートの活用などが適切に行われていない場合、雑草が下から生えてきてしまうことがあります。
DIYで行う時は、人工芝を敷く前に下地を綺麗にして防草シートを敷くなどしてから人工芝を設置しましょう。
駐車場の目地への活用
すでに駐車場はコンクリートで舗装しているという方には、コンクリートの目地に人工芝の敷設を提案しています。目地に埋めるものの中には、プラスチックの棒状の目地や砕いたレンガなどがありますが、見た目がきれいなのはやはり人工芝です。
目地のみに人工芝を敷く場合、敷く面積が狭いので余程広い駐車場でない限りは1日あればDIYでの作業が完了するでしょう。
目地の部分だけコンクリートよりも低く作られていることが多いので、土を盛って高さを出し、人工芝を敷いたときとコンクリートの高さが同じになるようにするときれいに仕上がります。それに、目地の溝が細いのでタイヤの踏み圧で芝葉が寝てしまうこともありません。
人工芝の費用
当社では、人工芝の販売のみも行っています。1㎡5,000円前後で様々な種類の人工芝を用意しています。無料サンプル送付もできますので、お気軽にお問い合わせください。
工事を伴う場合は、広さや下地などの要望によって変わりますので、お問い合わせいただければ、お見積もりをお知らせします。
人工芝のDIY
人工芝はDIYをでも設置することが可能です。
自宅の駐車場に自分で人工芝を設置したい場合は、以下の記事で設置方法や失敗例を紹介していますので、参考にしてください。
<関連記事>
・自宅の庭をリアル人工芝でDIYする方法6ステップ
駐車場の人工芝施工事例
ガリバーワオタウンで人工芝を施工した事例がありますので、参考にしてください。
1. ガリバーワオTOWN箕面店の事例
ガリバーワオTOWN箕面店で使用した人工芝の種類や工期は、こちらのページを参考にしてください。
2. ガリバーワオTOWN幕張店の事例
ガリバーワオTOWN幕張店で使用した人工芝の種類や工期は、こちらのページを参考にしてください。
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まとめ
駐車場に人工芝を敷くだけで、雰囲気が一気に変わります。コンクリートも人工芝も天候に左右されず、メンテナンスも不要です。
自宅の前を通りがかった人は、意外と駐車場にも目を向けているものです。せっかく住居や庭がきれいでも、駐車場に手入れが行き届いていないのはもったいない気がします。
車を停めるだけの駐車場を、見た目にもこだわったきれいな駐車場にしてみませんか?もし人工芝の敷設をご検討なら、弊社までお気軽にご相談ください。